リフォームの見積もりが遅いけど、この業者に任せて良いのかと悩んでいませんか?
そんな時でも、リフォームの見積もりがどの程度の日数でもらえるのか分かっていれば、安心できますよね。
今回はリフォームの見積もりに要する日数を、工期の規模や金額別に見ていきます。
目次
リフォームの見積もりに掛る期間の目安は?
一般的なリフォームの見積もりが出来るまで、何日くらい必要なのかを、リフォーム内容や金額別に見ていきましょう。
見積もり期間の平均は1~2週間
お風呂のリフォームに限らず、リフォームは規模や時期・業者にもよりますが、1~2週間ほどで見積もりをもらえます。
この範囲内なら「遅い!」と怒らなくても大丈夫。
ただし1~2週間内であっても、お互いが約束した提出期限を破るようなら、その業者は要注意です!
もっとも悪いのは、遅れることを連絡して来ない業者!
この様な業者とは、決して契約しないようにしましょう。
約束した期限を過ぎているのに連絡もしてこない業者は、工事対応でも期待できません。
金額別で見る見積もり期間
金額 | 期間 |
50万円以下 | 1週間以内 |
50~200円万 | 1~2週間 |
200万円以上 | 2~4週間以内 |
金額が高くなるにつれて、工事も大規模・複雑化してくるため、見積もりができるまでに時間を要するようになってきますね。
お風呂リフォームの見積もり期間は?
お風呂リフォームの見積もり作成期間は、工事の規模によって異なりますが、1週間~1ヶ月程度です。
工事の規模 | 見積もり作成期間 |
①ユニットバス単体・脱衣所(壁紙・床)交換リフォーム | 1週間以内 |
②ユニットバス全体交換などのリフォーム | 1週間から2週間程度 |
③お風呂の移動リフォーム | 1ヶ月程度 |
見積もりがどれくらいの期間で出来るのかを知っておくことで、不安な気持ちも減りますよね。
以下で、お風呂リフォームの規模ごとにおける見積もり期間を見ていきましょう。
①ユニットバス単体交換・脱衣所リフォーム
ユニットバス単体交換の見積もりは、1週間くらいが一般的です。
なぜなら建材(材料)の価格と工事費用のみで、見積もり作成が可能だからです。
自社の施工実績が豊富な担当者は、過去の見積書を参考に作成し、2~3日程度で仕上げてくることもあります。
マンション内でリフォームする場合は、間取りが同じなので、メーカーやグレードを変えるだけで済み、即日提出が可能な場合もありますよ。
すぐに見積もりを出してもらえるのは嬉しいですよね!
脱衣所フローリングや壁紙等の内装工事の場合
フローリング(床)や壁紙(クロス)などの張替え工事の場合は、3~4日程度が一般的です。
フローリングやクロス張替え工事は、現地調査で実測し、図面にて積算した数字が見積書に反映されるだけです。
フローリングやクロス材の材料費はあまり変動しません。
欲しい素材が決まっていれば見積もりも早く出来あがるでしょう。
②ユニットバス一式交換、在来風呂→ユニットバス
ユニットバスを丸ごと一式交換するリフォームの見積もり書は、1~2週間ほどで作成が可能です。
在来風呂をユニットバスに変更するリフォームも、1~2週間ほどで見積もりができます。
ユニットバス単体交換などと比べて、材料の他にクギなどの部品の洗い出しが必要になるため、見積もり書の作成に時間がかかってしまいますね。
また建材仕入れ先の返答スピードによっても、見積もり作成時間が変わります。
③お風呂移動などは1ヶ月
- 「お風呂の位置が使いにくいので移動したい」
- 「介護が必要になり、浴室を部屋から近い場所に移動したい」
というリフォームの場合は、大掛かりな工事になります。
その為、見積もり作成だけで1ヶ月ほど掛かります。
見積もり作成だけで1ヶ月も時間がかかると聞くと驚きますが、お風呂を移動させる場合は、以下の工事が必要になってくるんですね。
・給排水管の移設
・ガス管の移設
・電気配線新設
・1階間で移動の場合、ユニットバス設置の土間打ち(コンクリート)
これらの工事に対して、
- 資材の個数や価格の確認が必要
- 職人の人件費の計算が必要
- 細かな工事工程が必要
を考えるため、見積もりを出すのに期間が掛かってしまいます。
お風呂の移動リフォームでは、1カ月ほどの見積もり作成期間が必要と知っておきましょう。
見積もりのスピードは担当者次第
実は見積書が完成するまでのスピードは、担当者次第と言えます。
工務店だから見積もりが遅いわけでもなく、有名なリフォーム会社や大手ハウスメーカーなら早いわけではありません。
同じ会社に見積もりを依頼しても、担当者によってスピードは変わってくるでしょう。
見積もりの提出期限が守られないのは、担当者による原因が大きいですね。
※ここにタウンライフリフォームの良い点(良い担当者に出会えるなど)を簡単にまとめた文章を書いた後で、下に広告用のボタンを作成する予定です。
見積もりが遅くなる原因は?
ここからは、見積もりが遅れてしまう原因を個別に見ていきましょう。
①繁忙期で業界全体が忙しい
リフォーム業界の繁忙期は、一般的に2~4月と9~12月の年2回と言われています。
年度初めの4月は入学・入社など一人暮らしを始める方が非常に多く、リフォーム業界も繁忙期を迎えることになります。
また年末は、新年を快適な家で迎えたい、本格的な寒さが到来する前にリフォームして快適に生活したい、という気持ちから「かけこみ需要」が増えていますね。
繁忙期を迎えた時期のリフォーム会社は、深刻な人手不足に陥っています。この時期は設備や資材メーカーは在庫欠品していることも多く、いつもよりも慎重な確認作業が求められます。
繁忙期では、職人さんや資材の確保による調整が必要になってくるため、見積もりに時間がかかってしまいますね。
また忙しくなってくると、少額の案件は優先順位を下げる担当者もいるのも、見積もりが遅れてしまう原因です。
②小規模な会社の場合
リフォームのジャンルを問わず工事を請負えるような会社の場合、受注する量が多くて担当者が複数の案件を抱えるている場合があります。
担当者のキャパを超えているパターンです。
受注する量が多くても大きな会社であれば、役割を分担して複数の人員で作成する事が可能ですよね。
しかし中小企業である場合は少人数で仕事を回しているため、担当者の業務量によっては見積もりが遅れることがあります。
担当者に余裕がなさそうな素振りがあったら、注意が必要ですね。
③金額が高額なリフォームの場合
お風呂の移動やデザイン力が問われるようなリフォーム内容だと、どうしても時間がかかってしまいます。
・壁の中の電線をどう通すか
・解体した場所の壁の補修や床の補修
・解体費用の算出、解体したあとの復旧工事
などが見積もりに反映されます。
大規模なリフォームを行う場合は、設備メーカーや工事をお願いした会社など、様々な業者が絡み合うことになりますね。
各々の業種に確認を取るため、返答待ちで見積もりが遅くなりがちです。
④担当者の経験不足
担当者の実力・経験が不足なパターンでも、見積もりが遅くなります。
経験が浅い担当者は、簡単に見積りが作成できず、現場を知っている担当者に現地調査内容を伝え、返答を待つことになります。
返答が来るまで見積書の作成は止まってしまい、見積もりも遅くなってしまうでしょう。
⑤在庫が無い場合
浴室などは仕入れ値の変動があるので、卸してもらう建材商社に価格を確認しなければなりません。
その場合、仕入れ先の担当者によっては返答が遅れることもあるのでしょう。
在庫があれば見積もりをすぐ作成できますが、無ければ仕入れ先に確認を取る必要があることも、頭に入れておきましょう。
⑥下請け業者に丸投げする会社
小さな工務店などは人手が足りず、工事を下請け業者に依頼することもあります。
例えば、電気の配線工事や大工工事、内装工事などリフォーム箇所によって、依頼する下請け業者も違ってきますよね。
そういう場合は、下請けからの見積もりが届かないと何もできません。
その結果、下請け業者の忙しさによっては、見積書の提出が遅くなってしまうことがありますね。
⑦担当者がやりたくないと考えている
担当者から見積もりの連絡が来ない場合は、あなたの案件が他よりも優先順位が低いのかもしれません。
売上額が高い案件を優先され見積もりが遅くなっている、または忘れられている可能性も考えられるでしょう。
繁忙期になると、儲からないような案件は他社に取られても構わないと、優先順位を下げる担当者も残念ながら存在します。
このような担当者にリフォームを依頼したとしても、いい加減な対応になることが多いので、絶対に選ぶべきではありません。
リフォーム業者は、考えている以上にたくさんあります。
誠意ある担当者に出会えるよう、次の業者を探しましょう。
見積もり書の期限を決めておく
見積もりをお願いする場合は、いつまでに欲しいかの要望を伝え、対応できるか教えてもらいましょう。
○月○日と、見積もり書を受け取る具体的な日にちを担当者から聞くことが必要です。
相手のスケジュールで期限を考えてもらうことで、遅れることがなくなります。
日付をハッキリ答えられない場合は、経験不足な可能性もあるので注意しましょう。
また見積もりは、直接届けてもらうように伝えましょう。
届ける約束をしてしまえば、担当者もその日までに仕上げるしかなくなるからです。
こうすれば見積もりが遅れることを防げるでしょう。
提出期限に連絡がない場合の対処法
一度だけ催促してみる
約束した期限に連絡がない場合は、見積もりをいつもらえそうか確認してみましょう。
「見積もり書は、いつ頃いただけますか?」
と、丁寧な口調で聞けば相手も不快になりません。
ただし連絡をした際に、あいまいな回答をする業者は、その場で断ってしまいましょう。
本来、何らかの理由で見積もりの提出が遅れるのであれば、業者から事前に連絡すべきだからです。
この様な担当者と契約したとしても、以後の工事対応で不満が出てくるのは目に見えています。
提出期限に遅れる業者は辞めよう
催促した場合にしっかりとした返答があれば見積もりを取っても構いません。
ですが、できれば見積もりが遅れた時点で、その業者は切ってしまう方が良いでしょう。
実は、見積もりの提出期限を守らないリフォーム会社はたくさんあります。
期限を守れないリフォーム業者は、工期も守らずに遅れてトラブルになる傾向にあります。
約束の期限も守れない会社なら、伝えた要望が反映されないなど、その度にストレスを感じる事になるでしょう。
提出期限を守らなかった時点で、今後もしっかりと対応してもらえる可能性は無いでしょう。
見積もりが提出期限までにもらえたかどうかは、リフォーム業者選びの重要なポイントのひとつと言えますね。
必ず欲しい場合は「相見積もりを」取ること
リフォームの見積もりは完成するまでに、最低でも1~2週間ほどが必要です。
いい加減な担当者に当たってしまい見積もりがもらえないと、次の会社を探す時間がかかり、リフォームがどんどん遅くなってしまいます。
リフォームを効率よく進めるためにも、相見積もりを必ず取るようにしましょう!
相見積もりを取らなかった場合は、残念ながらリフォームに失敗してしまう可能性が高くなります。
その理由は、『リフォームには定価がない』ことがあげられます。もちろん、リフォームに必要な床材やユニットバスなどの価格は、ある程度決まっていますよね。
しかし会社によって仕入れ価格が違ったり、作業工程、作業をする職人の経費なども違うため、同じリフォームをしても価格が変わってくるのです。
ですから1社しか見積もりを取らないと「相場から考えて妥当なのか?」が分かりません。
リフォームのようなお金が掛かるものでは、数十万円~百万円程度も違ってくることもあるので注意が必要です。
そのため、必ず相見積もりを取るようにしましょう!
そうは言っても、評判の良いリフォーム会社を探すのって時間がかかりますよね?
そんな時に使いたいのが、一括見積もりサイトです!
無料で3~5社の見積もりを取ることができ、お得にリフォームできる様になります!
効率的に見積もりを取るためにも、一括見積もりサイトを使いましょう!
評価が良い、一括見積もりサイトを以下の記事にまとめました。
こちらを参考にして下さい。
また相見積もりを取るときの注意点を、以下の記事にまとめました。
こちらも参考にして下さい。
まとめ
リフォームの見積もりをもらうまでに要する期間は、工事規模や金額で違ってきます。
繁忙期になると仕事量が増えて、見積もりが遅れてしまうという事がどの会社でも考えられるでしょう。
しかし、お互いが約束した見積もり提出期限を守らないリフォーム業者は、絶対に選んではいけません!
約束の期限も守れない会社は、その後の工事でもトラブルが予想されます。
リフォームの見積もりを期日までにもらえるかは、安心して任せられる会社なのかの判断になります。
期日を守る誠実な会社にたくさん出会えるように、一括見積もりサイトをオススメします!
※ここにタウンライフリフォームの良い点などを簡単にまとめた紹介を書いた後で、下に広告用のボタンを作成する予定です。
お風呂のリフォームに限らず、リフォーム全般における見積もり完成までの期間を金額別で表すと、下記のようになります。