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お風呂リフォームで後悔したくない!皆の失敗談まとめ&対策方法

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楽しみにしていたお風呂リフォーム!

でも実際に使い始めたら、想像していたイメージと違って後悔する人がたくさんいます。

そこで今回は、

リフォームした人の失敗をもとに、どこに注意すれば良いかをまとめました。

これからリフォームを考えている方の、参考になれば幸いです。

お風呂リフォームで後悔した12選

お風呂リフォームした方が後悔している点を『12選』にまとめました。

では、さっそく見ていきましょう!

後悔①浴室・浴槽のサイズ

広い場合

ゆったり入れる大きな浴槽や、広々と洗える広い浴室は憧れですよね!

しかし広すぎてしまうと、次のような問題も発生します。

・浴室内の保温性が下がる

・掃除の手間が掛かる

・浴槽が大きくて、水道代が掛かる

・広すぎて落ち着かない

浴室の広さは、家族の入浴スタイルに合わせてちょうどいい広さにしましょう。

狭い場合

一方で狭すぎる場合には、浴槽が狭く足を延ばせなかったり、介護が必要な方がいる場合には不便に感じてしまうでしょう。

・足が伸ばせない。ゆったりできない

・子供と一緒に入れない

・介護がしにくい。車椅子が入らない

人によっては、広さ・狭さをの感じ方は違います。

リフォーム前に、必ずショールームで浴室の広さを体験しておきましょう!

浴槽と洗い場のサイズを決めよう!

お風呂の広さを決めるうえで軸となるのが以下の2点です。

  • 浴槽の大きさ
  • 洗い場の大きさ

快適に過ごせるお風呂の広さは、人それぞれです。

自分の家族構成やお風呂での過ごし方によって、適切なお風呂の広さを決めましょう。

『浴槽』と『洗い場』ごとに快適に過ごせる広さを解説していきます。

浴槽オススメ|140cm以上

浴槽の大きさは、お風呂の広さを決めるうえでとても重要です。

浴槽でどのように過ごしたいかに応じて適切なサイズを決めましょう。

参考になる浴槽自体のサイズを、写真をまとめました。

また浴槽のサイズに対して、一般的な広さの評価は以下の通りです。

浴槽サイズ(幅) 広さ
1,000mm以下 足を伸ばせず、少し窮屈に感じる
1,000~1,300mm 身長160㎝以下なら、ある程度ゆったり入れる
1,400mm 身長180㎝程度の人が少し膝を曲げて入れる
1,600mm 誰でも膝を伸ばして入れる。親子で浴槽にも入れる
1,800mm 親子でゆったりと浴槽に入れる

浴槽が狭い・広いかは、あくまで個人の感じ方で、絶対的な基準というものはありません。

しかし、足を折り曲げないと入れない浴槽の場合、「狭い」と感じる方が多いでしょう。

130cm以下の浴槽の場合は、足が伸ばしきれないこともあるので狭く感じやすいです。

一方、140cm程度の長さがあれば、高い身長の方でも軽くひざを曲げるだけで 体全体をお湯に浸けることができます。

足をのばしてゆっくり浴槽に浸かりたい方は、140cm以上の浴槽を選ぶのが良いでしょう。

ただし、家族みんなでお風呂に入りたいという方にとっては、140cmの浴槽でも十分とはいえません。

親子で入る場合には最低160㎝以上が必要で、親子でゆったり入るためには、180cmほどの広さが必要です。

このように浴槽の広さは、 ある程度の基準を理解した上で、家族構成や入浴スタイルに応じて考える必要があります。

ユニットバスのサイズ表記と坪について

ユニットバスのサイズは、1616や1620などの数字で表記されていますが、これはユニットバスの内寸(内側の大きさ)を意味しています。

1616なら、浴室の内寸が1600㎜×1600㎜を表しています。

3.3m2のスペースにおさまるサイズのユニットバスを「1坪タイプ」と呼んでいます。

一般的なユニットバスの内寸サイズと、坪表記は以下の通りです。

浴室サイズ 浴室の内寸 坪表記
1216 1200mm×1600mm 0.75坪
1317 1300mm×1700mm 0.75坪
1418 1400mm×1800mm 0.75坪
1616 1600mm×1600mm 1坪
1717 1700mm×1700mm 1坪
1618 1600mm×1800mm 1.25坪
1620 1600mm×2000mm 1.25坪
1624 1600mm×2400mm 1.5坪
1818 1800mm×1800mm 1.5坪

ユニットバスのサイズ(坪)に対しての広さ評価は、以下の通りです。

サイズ 広さ
0.75坪 1人での入浴にぴったりな広さ
1坪 1人での入浴には十分な広さ
1.25坪 子どもとの入浴や介護に便利な大きさ
1.5坪 1人で入るとかなり広く感じ、複数人での入浴や介護に十分な広さ

お風呂のサイズで一般的に採用されることが多いのが、1坪タイプと1.25坪タイプです。

1坪、1.25坪どちらのタイプでも浴槽の大きさは変わらない場合が多く違うのは洗い場の広さ

1.25坪タイプの方が、洗い場が広く取られています。

広いほどゆったりと入れますが、掃除が大変になる、浴室が温まりにくい、水道代が掛かるなどのデメリットも出てきます。

ユニットバスの広さは1坪で十分!

ユニットバスの1616(1坪)と1620(1.25坪)を比べた場合、同じ大きさの浴槽を使用した場合では、1620の洗い場の大きさが40㎝ほど大きくなります。

40㎝でどれぐらい違うかを比べてみた場合が、下の写真になります。

写真の浴槽自体は同じ大きさなので、洗い場が少し広くなっているのが分かりますね。

浴室の広さを決める場合に、1坪にするか、1.25坪以上にするかで悩む方が多くいます。

こちらに関しては、平均的な身長の方が一人で入浴するのであれば「1坪で十分」という意見が多く見られます。

しかし一方で、1坪の浴室では「背が高い人にとっては狭い」「家族が増えたため、入浴しづらくなった」といった話も耳にします。

どっちが良いのか迷ってしまいますよね?結論として、1616(1坪)サイズのお風呂で問題ありません。

理由として洗い場の80㎝は1人で使う分には十分な広さであり、子供や家族と入る場合でも、先に洗った人が浴槽に入っていればいいからです。

家族で入るという事はまだ子供が小さな幼児の時であり、人数にもよりますが1坪の浴槽でも入ることは十分可能です。

1616(1坪)のお風呂でちょっと狭いと感じる時期は、子供が小さくて一緒に入る時であり、それはほんの数年だけなんですよね。もちろん1620(1.25坪)のお風呂の方が、子供と入る時には洗い場が広く感じるでしょう。

しかし、浴室を1.25坪以上の広さにしたご家庭では

「ここまで広い必要はなかった」

「掃除が大変」

「浴室がなかなか暖まらず寒い」

という意見も多く、逆にリフォームで浴室を狭くするケースも見られるほどです。

子供と一緒に入るのは数年と考えれば、1坪のお風呂で十分と言えるでしょう。

車椅子の場合は、1.25坪以上は欲しい

先にユニットバスのサイズは1坪で十分と言いましたが、車椅子の介護者がいる場合は1.25坪以上は必要になってきます。

1坪の大きさでもお風呂で介護する事はできますが、車椅子の大きさが38㎝~42㎝はあるため、車椅子の後ろ側からしか介助ができません。

写真で見てみましょう。

1坪タイプでは、車椅子の横側には20㎝ずつしか空間がないため、横からの介護はできないのが分かります。

今度は、1.25坪タイプで見てみましょう。

1.25坪のサイズなら40㎝の車椅子を入れても、まだ左右に40㎝ずつの空間があるため、車椅子の全方位からの介助ができることになります。

浴室をリフォームするご家庭の中には、車椅子の介護が必要な方もいらっしゃるでしょう。

車椅子で入ることを考えると、1.25坪以上ある方が安心です。

ショールームでサイズの確認をしよう!

浴室や浴槽のサイズ感は、カタログだけではなかなか実感できません。

ショールームに行って、現物で確認しましょう。

ショールームで実際に浴槽に入ってみると体型に合うか、また素材の色味や質感もよく分かります。

カタログだけで判断しようとせず、複数のメーカーのショールームに足を運んでみることをおすすめします。

後悔②色選び

浴室はリラックスするための空間でもあるので、浴室の壁や浴槽を派手な色にすると落ち着かない空間になってしまいます。

カタログを見て選んだ色が、実際と異なり後悔する方もいます。

黒系の浴槽はシックで格好良く仕上がるものの、落としづらいカルキ汚れが目立つデメリットも忘れてはいけません。

またショールームはたくさんの照明や窓に囲まれているため、黒いお風呂でも明るく感じますよね?

しかし実際は、浴室には小さな窓1つしか付けない家がほとんどのため、高級感やかっこよさより暗さが目立ってしまうのです。

さらに濃いめの色を選ばれた場合は、浴室に多い赤カビが見つけにくいう事も起きてしまします。

では、どんな色を選んだら良いのでしょうか?

おススメするのは、ライトグレーやベージュといった薄くて明るい色になります。

清潔感があり、水垢は目立たずに、赤カビなどの汚れは見つけることができます。

使う人の好みも考慮に入れながら、お手入れがしやすく、長時間過ごしてもストレスを感じない優しい色を選ぶとよいでしょう。

迷った場合はシュミレーションしよう!

 

色選びに迷った場合は、カラーシュミレーションを活用しましょう。

カラーシュミレーションは、LIXILやタカラスタンダードなど大手メーカーを中心に、WEB上で無料公開されています。

実際の見た目と多少は異なりますが、よりリフォームのイメージが湧きやすくなるでしょう。

後悔③素材選び

お風呂のリフォームに伴い、床や壁などの材質を変える場合もあるでしょう。

その結果、カビが発生しやすくなってしまったり、水垢が目立ちやすくなったりといった弊害が生じてしまうことも。

素材選びに失敗すると、最新のお風呂であっても、お手入れの負担が減りません。

素材を選ぶ際には、デザイン性や価格だけでなく、素材の特性(メリット・デメリット)を理解してから選ぶようにしましょう。

樹脂系パネル(ユニットバス)

保温性が高く、乾きやすい。耐久性があり、掃除がしやすい。タイルの様なオリジナルな浴室にはできない

タイル

おしゃれだが保温性が低い、目地にカビが発生しやすく、目立ちやすい

自然素材で暖かみや保温性はあるが、乾きにくく、腐りやすい。マメなお手入れが必要

後悔④浴室の位置

お風呂の音」をあまり気にする人は多くいませんが、とても重要なポイント!

ユニットバスは、その材質上、床をはじめ音がよく響きます。

たとえば、夫婦の寝室の隣がお風呂の場合、遅く帰ってきた子供がお風呂に入っている音で両親が起きてしまうことも。

寝室の真上にお風呂がある場合も同様です。

防音をしっかりすることはもちろんですが、お風呂に入る時間がバラバラな場合は、お風呂の位置からしっかり検討する必要がありますね。

浴室とトイレの配置は、間取りを考える上で重要なポイントです!

後悔⑤「配管経路」と傾き

お風呂の位置をリフォームで変更したら、排水の流れが悪くなってしまった。

こんな声も、耳にすることがあります。

お風呂には給水・給湯・排水配管があります。

その中で「排水」は重力だけで流れていくので、排水管の傾きが基準値以下だった場合は、逆流することがあるんですね。

排水管は、水が流れていく方向へ傾けておく必要があります。

しかし、施工不良により排水側の配管が上がっていることがよくあります。

排水トラップの種類や排水管の経路や傾きなどを確かめ、実際の水の流れをシュミレーションして、排水に問題がないかを事前に確認しましょう。

後悔⑥お風呂が寒い

せっかくお風呂をリフォームしたのに、思っていたよりも寒かったという声も聞かれます。

寒いお風呂は、非常に危険です!

気温の変化によって血圧が上昇し、心臓や血管の疾患が起こすヒートショックを聞いたことはないでしょうか?

ヒートショックは心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こす原因になり、命にかかわる問題です。

ヒートショックは冬場に暖房の効いたリビングから脱衣所に移動し、浴槽に入る時などに起こります。

リビングから脱衣所に移動した際には、寒さに対応するために血圧が上昇します。

脱衣所で服を脱ぎ浴室へ入ると、さらに血圧が上昇。

その後、浴槽に入ると急に身体が温まるため、血圧が下降してヒートショックを起こします。

特に10℃以上の温度差がある場所は危険とされており、注意が必要です。

ヒートショックを予防するためにも、お風呂の寒さ対策を放置してはいけません!

対策としては、断熱性能が高いユニットバスを選ぶ、保温性の高い浴槽を選ぶ、浴室暖房乾燥機を導入するなどが挙げられます。

断熱構造のユニットバスを選ぶ

近年ではユニットバスの断熱性能が上がっており、壁や床の素材自体も断熱性の高いものが開発されています。

ユニットバスを選ぶ時には「どの程度の断熱材が入っているのか」をしっかり確認しましょう。

また保温機能の高い浴槽を導入することで、さらにお風呂を快適に過ごすことができます。

TOTOやLIXIL、タカラスタンダードなどから、断熱性能の高いユニットバスが発売されています。

ユニットバスを交換したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

TOTO(サザナ)

リフォーム産業新聞が開催している「リフォーム対象」をご存知でしょうか?

「リフォーム対象」とは、リフォーム現場で働く営業マンやプランナーなどのプロが投票で選ぶ消費者におススメしたい設備ランキングになります。

この「リフォーム対象2022」では、上級価格帯でTOTO「シンラ」が1位、中級価格帯で「サザナ」が1位を獲得しています。また、全価格帯の中で最も得票数が高かったのが「サザナ」です。

『魔法びん浴槽』と『ほっカラリ床』の機能性が評価されました。

魔法びん浴槽とは、浴槽の下に浴槽断熱材として発泡スチロールが入っており、4時間で温度低下を2.5℃以内に抑えると謳われています。

また、ほっカラリ床は、床パネルの下に内断熱材として発泡ウレタンが入っており、その下には外断熱として発泡ポリプロピレンが設置されています。

LIXIL(スパージュ・アライズ)

ユニットバスの最大手ともいえるLIXILは、スパージュ・アライズ共に、床・壁・天井・浴槽全てに保温剤が使われているのが特徴。

  • 天井には厚さ10mmのグラスウール
  • 壁のパネルには発泡ウレタンや樹脂発泡シートなどの断熱材
  • 洗い場の下には厚さ4mmの樹脂発泡シート

が入っています。

浴槽はサーモバスSという断熱材が着いたモデルとなっており、保温材が入った組フタも付属しています。

タカラスタンダード「プレデンシア」・「グランスパ」・「エメロード」

タカラスタンダードは「プレデンシア」・「グランスパ」・「エメロード」で、ユニットバス全体を保温材で包み込むパーフェクト保温を標準装備

天井には24mm、浴室パネルには16mmの保温材が入っており、床にはお湯がかかると温まる磁器タイル+保温剤を設置。

窓は樹脂サッシと複層ガラスが使われた断熱仕様となっているのもポイントです。

浴槽の外側も保温材が吹き付けられており、蓋にも保温材が入っています。

浴室暖房乾燥機

お風呂を温める方法として、浴室暖房機を設置するのも効果的です。

天井や壁の高い位置に取り付けて、暖かい風を浴室内に送ります。

冬場の浴室は冷えていて入るのをためらいますが、浴室暖房機を設置すれば快適に入浴ができるようになりますよ。

また最近では、ほとんどの浴室暖房機に乾燥機能も付いています

「浴室暖房乾燥機」と呼ばれており、用途に合わせて使えるので非常に便利ですよ!

使い方のポイントは入浴前に暖房スイッチを入れておき、浴室内が十分に温まってから入浴ことです。

使い方① 入浴前に強い温風で一気に浴室を温めます。

使い方② 入浴中は弱い温風で優しく暖めます。使い方③ 天気を気にせず、お風呂で洗濯物を乾燥できます。

お年寄りや子どもは温度差に敏感なので、浴室の寒さでお悩みの場合は、前向きに浴室暖房機を検討されるとよいでしょう。

後悔⑦窓が大きくて落ち着かない

開放感のある大きな窓は、室内も明るく換気もしやすいですよね!

しかし、浴室の場合は外からの視線が気になる、断熱性が下がるデメリットがあります。

また窓は外気との温度差で結露が発生しやすく、カビが生えやすいため、大きいほど掃除が大変になります。

『大きい窓は落ち着かない』という方も多く、大きさには十分配慮する必要がありますね。

プライバシーや掃除の手間を意識して、窓のサイズを選びましょう。

もし換気のために大きな窓を設置するのであれば、浴室暖房乾燥機を検討してみましょう。

後悔⑧ドアの動きを考えなかった

浴室のドアタイプは大きく分けて「折戸」「開き戸」「引き戸」があります。

開き戸は一枚扉なので、ほかのドアタイプに比べて可動域が広くなります。

万が一中で人が倒れている場合は、ドアが開かなくなることもあるでしょう

そのためドアが開けられずに、救助が遅れてしまうことがあります。

また開き戸は、ドアを開いたときに身体のバランスを崩して転倒する可能性も考えられます。

高齢者がいるご家庭では、開き戸の採用は避けた方が良いでしょう

開き戸のメリット・デメリット

メリット

気密性が良く、音がもれにくい、掃除がしやすい

デメリット

扉を開閉する範囲が広いので、高齢者や身体の不自由な方は使いにくい

『引き戸』とは、溝やレールを使って開け閉めするドアのこと。

日本では襖や障子などを開け閉めする習慣があり、親しみのある扉です。

引き戸のメリット・デメリット

メリット

開口部が広く出入りしやすい、風通しがよい

デメリット

気密性が取りにくい、音がもれやすい、レールにゴミが溜まりやすい、扉が稼働する壁面を棚などに使えない

もう一つのドアとして『折れ戸』があります。

「折れ戸」とは、開閉時に折り畳みができるドアのことです。

折り戸のメリット・デメリット

メリット

開いた時にお風呂内部のスペースを省略でき、邪魔にならない

デメリット

扉が折り畳まる分だけ厚くなり開口部が狭くなる、レールにゴミが溜まりやすい

それぞれの扉でメリット・デメリットがあるので、家族構成や掃除のしやすさなどで決めていきましょう。

後悔⑨不要なオプションを付けた

収納棚など余分なオプションを付けて後悔する方が、たくさんいますね。

収納棚は清掃の手間が増えたり、使用しているシャンプーやリンスにサイズが合わない場合もあります。

使わないため、収納棚を取り外してしまう方もいますね。

凹凸が増えるとそれだけで掃除の難易度があがるので、できるだけ余分な物は付けないようにしましょうまたお風呂を利用する人数が変わることも考えて、マグネット式の収納棚を使うのも良いでしょう。

ジェットバスやベンチカウンターなどのオプションをつけることもありますが、実際にはほとんど使わず、邪魔なので外してしまう方も見られます。

これらの設備は、メンテナンスや修理対応といった維持コストがかかるほか、清掃の手間も増やすことになります。

お風呂は『シンプルにゆっくり浴槽に浸かるだけ』と考え、オプションは最低限にしましょう。

後悔⑩水圧が弱い

エコシャワー(節水シャワー)も後悔するひとつです。

節水効果がありエコですが、水圧が弱いためストレスを感じたり、浴室内の清掃時に天井など高いところに水が届かず不便です。

水回りのオプションを決める際は、ショールームに行って実際の水圧を確認しましょう。

後悔⑪手摺を付けなかった

お風呂に限らず、リフォームする時は「将来」のことも考えないと後悔につながります。

リフォームの後10年〜20年を視野に入れ、家族構成や使う人の年齢の変化などを考えて、機能やデザインを選びましょう。

お風呂は特に、将来のことを考なければならない場所になります。

  • 脱衣室からお風呂に入る
  • 洗い場で立ったり座ったりする
  • 浴槽に入る
  • 浴槽から立ち上がる

これらの行動を年を取った将来もできるように、必要な手摺などを前もって準備しておきましょう。

シャワーのスライドバーと握りバーが兼用できるものや、浴槽横の手摺などは、あってもジャマになりません。

またユニットバスの壁材はとても薄いので、後から手摺を付けたくても「裏受けの下地材」が入っていないと、固定する事が出来ません。

いざ使いたくても取付けできない場合があるので、将来のことを考えて先に付けておくのが良いでしょう。

後悔⑫見積もりと最終的な請求金額が異なる

お風呂のリフォームでは、水漏れによる壁や浴槽下の木材腐食など、解体してみないと分からない部分があります。

その結果、腐食部の補修などにより追加工事が発生し、料金が追加されることもあるでしょう。

住宅リフォーム推進協会の調査によると、実に4割の方が『リフォームに追加費用がかかった』と回答しています。しかし、普段からリフォームを請け負っている業者や会社であれば、ある程度予測ができるはずです。

見積もりの際は、追加工事が発生した場合の料金についても、業者に確認しておきましょう。

お風呂リフォームで後悔しない対策方法

将来も考えて目的を明確にする

現時点だけではなく、年を取った時のお風呂の使い方を考えて、どうリフォームするか選んでいきましょう。

長いスパンでリフォームを考えることが大切です

今、子供が多いからと大きいお風呂にリフォームしても、数年後には一緒に入らなくなるでしょう。

逆に、家族が少ないからと小さいお風呂にしてしまった場合は、年を取って介護が必要になった場合に不便になるかもしれません。

今使わないからと手摺を付けなかった場合は、後から取付けできないことも考えられます。

今だけを考えてリフォームするのではなく、10~20年先を考えて何が必要か、機能面で問題はないかを見ていきましょう。

ショールームで実物を確認する

カタログで見たイメージだけで決めるのではなく、実際にショールームに足を運んで実物を確認しましょう。

特に色に関しては、カタログで見るのと実際に見るのでは、濃さや反射などが違います。

また色だけでなく、材質の質感も確かめましょう。

実際に浴槽内に入って足が伸ばせるかの確認や、洗い場の広さも確認しましょう。

その際にドアの開き方や、シャワーの水圧なども実際に試しておけば、取付け後に『思っていたのと違った!』とならず安心できますね。

信頼できる業者を探す

水回りは施工後の不具合が起こることもあるので、アフターフォローがしっかりしている信頼できる業者を選びましょう。

でも信頼できるリフォーム会社って結局どうやって見つけたらいいの?と悩んでしまう方が多いと思います。

そんな不安を解消するためにぜひ活用したいのが、見積りを複数の会社に依頼でき、手間をかけずに比較できる『リフォーム一括見積もりサイト』です。

リフォーム一括見積もりサイトを利用する主なメリットは以下の4つになります。

  • 見積もり比較することで、リフォームの相場が分かる。
  • 複数のリフォーム会社から、様々なリフォームプランを提案してもらえる。
  • 一括見積もりサイトに登録している業者は一定基準の審査をクリアしている優良会社のみ。悪質なリフォーム業者に騙されるリスクがない。
  • リフォームお祝い金などがもらえるサイトもある

しかも見積りは無料で取ることができます!

実際の施工事例の写真や利用した人の口コミも載っているので、業者選びの参考になりますよ。

見積を複数とることで適正価格を知ることができ、様々なプランから自分に合ったものを選べるため、一括見積もりサイトを使うことを強くおすすめします。

おすすめの一括見積もりサイトをまとめた記事がありますので、参考にして下さい。

リフォーム見積もり一括サイトおすすめ5選!優良会社の選び方もご紹介そろそろ古くなってきた家のリフォームをして、快適な生活をしたいと考えているのに、次の様な疑問が出て困っている方も多いのではないでしょうか...

まとめ

今回は、お風呂リフォームで後悔したポイントについて見てきました。

浴室や浴槽のサイズは大きいほど良さそうに考えがちですが、家族構成によっては小さい方が使いやすいことも分かりました。

先にリフォームした方の後悔した点を参考にして、納得できるお風呂にして下さいね!

後悔した内容

①浴室・浴槽サイズ
②色選び
③素材選び
④浴室の位置
⑤配管経路と傾き
⑥お風呂が寒い
⑦窓が大きくて落ち着かない
⑧ドアの動きを考えなかった
⑨不要なオプションを付けた
⑩水圧が弱い
⑪手摺を付けなかった
⑫見積もりと最終的な請求金額が異なる

 

後悔しないための対策方法

①将来を考えて目的を明確にする
②ショールームで実物を確認する
③信頼できる業者を探す

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